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『NieR Replicant』クリア後レビュー

『NieR Replicant』クリア後レビュー
PS3用ゲーム『ニーア レプリカント』クリアしました。
その感想書いときます。


1つ10点満点の5つの分野で、超個人的な視点で点数をつけています。
最終的な評価(F~S)は、基本的に総合スコアに沿って決めていますが、多少の調整(~±3)を含んでいる場合があります。

《記事作成時情報》
ハード:PS3
難易度:NORMAL
プレイ内容:本編シナリオ(A/B/C/Dエンディング) + クエスト達成率100%
      + DLC「15 Nightmares」
プレイ時間:54時間
プレイ方法:PS3コントローラ(DUALSHOCK 3)
バージョン:―

NieR Replicant [PS3]


一人の為に、全てを滅す
2010年4月22日にスクウェア・エニックスから発売されたアクションRPG。開発はキャビア(2011年8月にAQインタラクティブへ完全吸収)。『レプリカント』はプレイステーション3、『ゲシュタルト』はXbox 360でそれぞれ発売。
『ドラッグオンドラグーン(DOD)』の製作陣によって開発された。事実上の裏設定として、『DOD』のEエンドからおよそ1400年後の世界が舞台となっているものの、『DOD』とのストーリー上の関係はない。
東京と言われる世界、誰一人いない廃墟に2人の兄妹がいた。妹が病気で動けない中、兄は次々と来る異様な怪物から妹を守る。しかし、苦労の末原因不明の病気により妹は力尽きてしまい、兄は絶望する。
それから、1412年の時が流れる。奇病の蔓延やマモノの脅威に脅かされる滅び行く世界。小さな村に身寄りの無い兄妹がいた。日銭を稼ぎ、なんとかその日を過ごしていく厳しい生活ながらも、気にかけてくれる村人の助けもあってつつましく暮らしていた。しかし、もともと病弱だった妹のヨナが「黒文病」にかかった日からお互いを思いやる兄妹には辛すぎる日々が訪れる。発症すれば例外なく死に至ると言われる病にかかりつつも、兄は妹に少しでも楽をさせようと仕事にはげみ、妹は自身を省みず頑張る兄を心配する。不治の病を治す術は見つからず、死を待つしかないと思われていた時にとある出来事で出会った人語を話す書物、「白の書」の存在が「黒文病」を治す方法の鍵かもしれない事を知る。兄ニーアは妹を救うため、白の書と共に失われた言葉を探す旅に出る。
犠牲。差別。抱擁。距離。破戒。記憶。狂気。光。救済。崩壊。巨人。黒き力。
翻弄される運命と、最後の代償。



■キャラクター

まず主人公について、少年期では妹思いな心優しいキャラクターとして描かれており、青年期では少々荒んだ、極論的な考えを持ったキャラクターとして描かれています。まぁこの辺は少年期の経験を踏まえると妥当な変化かと。ただ、一貫して仲間思いなキャラクターであり、非常に親しみが持てると思います。
それからカイネという女性キャラクター。体の左側がマモノだとか、言動が暴力的、なぜか下着姿など色々と問題を抱えたキャラクターとして描かれていますが、こちらも非常に仲間思い。物語を進めていくと、心を許してくれているような感じが伝わってきて魅力的なキャラクターとして感じるのではないかと思います。
加えて、エミールというキャラクターもおり、こちらも見た目からして訳アリ。ただ、心優しい少年で、いい味を持ったキャラクターだと思いました。何より、可愛らしさも狂気も感じられるデザインがグッド。
また、忘れてはならないのが、シロ。人間ではなく、正式には「白の書」という本なのですが、この喋る本がいてくれるおかげで魔法が使えます。しかも物知りで、頼りになります。カイネとシロの言い合いが面白く、その仲裁役のエミールの会話が面白かったです。
メインキャラとしては上述の4人だと思うのですが、もう何人か印象的なキャラクターが登場し、魅力的なキャラクターデザインに仕上がっていると思いました。ポポルはクソ。

■ストーリー

プロローグを終えると、いきなり1400年ほど時間が経つという衝撃的な始まりの本作。謎めいた展開を踏まえながらも、物語の目的としては「妹を救う」というシンプルな内容で進みます。
物語は大きく少年期と青年期に分かれており、少年期では主に仲間との出会い、繋がりが描かれ、青年期でより深く仲間を意識できるような導入部分のように感じました。なので、青年期から、いよいよ物語が本格的に動き出す、といった感じ。
物語終盤で世界の成り立ちについて明らかにされるのですが、自分がクエストを多くこなしたせいか、マモノを完全に「モンハンのモンスターみたいな敵」な感じで捉えていたので、もう少し奥深さがあることを知った際には驚かされました。2周目からは、体の半分がマモノであるカイネを通して、マモノの考えていることが伝わるのですが、これ程敵の内面が描かれた、あるいは考えさせられたRPGは自分にとって初めてで、少し攻撃ボタンを押すのを戸惑いました(特に青年期ロボット山)。主人公サイドとマノモサイド、考えるところは色々とありますが、この点に関しては、ある人物の台詞「あなた達には、あなた達の理由がある。あたし達には、あたし達の理由がある。そういうことだ。」が、本作をよく物語っていると思います。ただ、3周目以降は自分が冷静に台詞を捉えられるようになったせいか、少しマモノの心情に後付け感があり、「その主張の方向性と論理展開はズレてね?」と思う部分もありました。
本作では主に、兄弟を中心に、差別、生死などを描きますが、男女的な“愛”も描かれていたのは良かったです。そういう意味では、Cエンドもまぁまぁ好きですが、個人的にはやっぱりDエンド。他の作品でもありそうな終わり方ではありますが、“切なさ”で言えば間違いなく何かくるものがありました。「マモノ憑き」という意味だけでなく、“そもそもの身体的な点”で差別をされていたカイネにとっては、複雑な意味を持つのかもしれませんが。
全体的に見て物語の雰囲気作りがしっかりとされており、かなり評価できるシナリオだと思いました。クエストも他のゲームとは違って、話が丸く収まるものばかりでないのは斬新で良かったです。ただ、部分々で見ると“深いような言葉を詰め込んで大作を目指した感”が感じられ、その点はもう少し掘り下げてもらえれば良かったかな、とも思いました(自分の理解力がないせいかもしれないですが)。加えて、物語の背景にある核心(報告書は手に入るが、分かりにくい)や、Dエンド中での主人公に関する選択でなぜ愛する人を救えるのか?など明確にされておらず少し不満を感じました。まぁ、後者の疑問に関しては、魔法のある世界なので取り上げるのがナンセンスなのかもしれませんが。
あと、物語中のキーワードとして「○○計画」というものが出てくるのですが、あるキャラの声色と相まってエヴァを連想せざるを得ませんでした(笑)。

■グラフィック&サウンド

グラフィックとしては綺麗ではあるのですが、「ハードがPS3と考えると微妙」というのが妥当な評価だと思います。本作がリリースされたのは2010年ですが、『FF13』が2009年にリリースされており、その『FF13』と比べるとその差は歴然。本作にもプリレンダリングムービーが要所で採用されていますが、それに関しても『FF13』のそれと比べると差がありすぎるように感じます。なので表現力も低め。
ただ、一方でサウンドに関しては「素晴らしい」の一言に尽きます。美しいのは勿論のこと、何より物語の雰囲気を壊さずに、寧ろ形成するよな働きをしており、ただただ感動させられました。
この分野の点数内訳としては、グラフィック3/5点、サウンド5/5点というところです。

■システム

剣で斬りつける、ジャンプ、魔法など基本的にはアクションゲームのシステムをとり、それにレベル制を導入することで、アクションRPGというジャンルとなっています。
特徴的なのは魔法攻撃で、R1~2、L1~2ボタンに割り当てられているのですが、それを任意で好きな魔法に割り振ることが出来ます。また、ここのボタンには防御や回避といったコマンドも割り当てることができ、他のゲームと違って面白いのは、防御と回避を使わない人は、ボタンの割り当てるを外せるという点。プレイスタイルに合わせられるというのは良いと感じました。
また、戦闘をこなすと“ワード”がもらえ、それを武器や魔法に付けて能力を強化出来るのはちょっと面白かったです。
魔法の種類に関してもバリエーションがあり、武器改造(4段階まで)ができるなどゲームシステムとしては完成されたものになっていますが、それ以外のバトルシステムについては王道的な感じで特記することはないように思います。良くも悪くも無難。
寧ろ特記するべきは敵の攻撃。ちょっと強いマモノや、ボスになると赤い魔法弾(通称“イクラ”)を飛ばしてくるのですが、それが無慈悲すぎる弾幕で笑えます。防御できるので救いはありますが、終盤の攻撃パターンはヤバい。近づきたくても近づけません(苦笑)。でも、NieRの代名詞的な感じになっているので、これはこれでアリかと。
あと気になったのは、処理が少し弱く、敵が多く出現したり、尋常じゃないイクラ弾幕が張られたりした際に、動作がもっさりする(フレームレートが落ちる)ことが頻繁にあった点でした。
それから、周回プレイを前提とした配慮ある作りになっていたのは嬉しかったです。

■やり込み

4つのエンディングが存在するマルチエンディングに加え、収集できるアイテムや武器、ワードやこなせるクエストが多数あり、やり込み度は高いと思います。特に、クエストについては、中には非常に興味を魅かれるものもあり、本作をプレイする方には、少年期からコツコツとクエストを消費することをお勧めします。ただ、ノーヒントは難しいかもしれないです。
あと、釣りが出来るシステムも盛り込まれていますが、その釣りに関しても魚の体長などの記録があり、その点もやり込めるんじゃないかと思いました。
また、DLCとして追加ダンジョンがあり、ストーリーとの関わりは深くないものの、割と強敵が出るので、バトルシステムが気に入った方ならやり込む要素になるかもしれません(タイムアタックとかはないですが)。ダンジョン内の音楽も、本編のものをアレンジしたもので、異なった雰囲気を楽しめます。

■総合

やり終えた直後の感想としては、「PS3ゲームとして記憶に残る1作になるだろう」です。というのも、重めの切ないストーリーやBGMもそうなのですが、ゲームデザイン(システム)として凄く斬新。確かにバトルシステムとしては、前述の通り、特記事項はないのですが、それ以外の部分で、例えば画面が急に文字だけになって読み進めるようになったり、ゲーム途中でいきなり文字入力を求めてきたり・・・と、驚かされました。
Dエンドでは、本作を特に有名にするような斬新すぎるシステムが組み込まれています。自分は青年期を4周しただけあって、プレイ時間もそれなり、キャラクターへの感情移入もそれなりだったので、その選択をするのには本当に躊躇しました。最後の最後には意を決して選択をしたのですが、エンディングも上手くまとめられていて良かったです。物語を最後(Dエンド)までやり終えて、本作のキャッチコピー「一人の為に、全てを滅す」の意味が、身に染みて分かりました。
ストーリー、雰囲気、システム共に良いゲームだったと感じました。\_ヘ(・ω・,,`)♭



公式サイト
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ニーア レプリカント(特典なし)
アルティメットヒッツ ニーア レプリカント
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ゲーム公式サイト
『FINAL FANTASY XV』公式サイト (PS4/Xbox One)

『KINGDOM HEARTS III』公式サイト (PS4/Xbox One)

『NieR:Automata』公式サイト (PS4)

『GRAVITY DAZE 2』公式サイト (PS4)

『逆転裁判6』公式サイト (3DS)
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