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『アナタヲユルサナイ』クリア後レビュー

『アナタヲユルサナイ』クリア後レビュー
PSP用ゲーム『アナタヲユルサナイ』クリアしました。
その感想書いときます。


1つ10点満点の5つの分野で、超個人的な視点で点数をつけています。
最終的な評価(F~S)は、基本的に総合スコアに沿って決めていますが、多少の調整(~±3)を含んでいる場合があります。

《記事作成時情報》
ハード:PSP
難易度:―
プレイ内容:本編シナリオ
プレイ時間:8時間
プレイ方法:PSP本体コントローラ(PSP-2000)
バージョン:―

アナタヲユルサナイ [PSP]


世の中、許せないことばっか。
2007年11月15日発売のPlayStation Portable用アドベンチャーゲーム。
『弟切草』『かまいたちの夜』『街 〜運命の交差点〜』といった数々の名作サウンドノベルを手がけた麻野一哉と『ファイナルファンタジーシリーズ』『ブルードラゴン』などの作曲を手がけたゲームミュージック作曲家植松伸夫が製作に携わっているサウンドノベル。
竹内理々子は、父親が設立した探偵事務所の調査員。まだまだ調査員として未熟で、仕事を仕事として割り切れず、ついつい暴走してしまう。職場の先輩でもある夫は見るに見かねて口をだし、いつも大喧嘩となる。そんな理々子に愛想をつかしたのか、ある朝突然、別れを切りだし、夫・草薙学は家を出てしまう。驚く理々子に、今度は父の失踪という不幸が襲いかかる。



■キャラクター

キャラクターデザインはかなり良いと思います。また、各キャラクターにしっかりと特徴があり、キャラ分けもできていると感じました。
個人的に好きだったのはエピソード3で登場したキャバクラ嬢・大沢アスカ。世間を冷たく見つめる雰囲気ながら、人間味のあるキャラクターに思えたのが惹きつけられた要因かもしれません。あとは、裏社会にも精通する弁護士・鈴木信義とか。怪しげな雰囲気なのに頼りがいのあるキャラクターでした。
また、普通なキャラクターだけでなく、かなり変わり者なギャグ担当キャラクターもしっかりと配置されているのは好印象でした。

■ストーリー

『アナタヲユルサナイ』というホラーチックなタイトルのゲームであり、少々ビビりながらゲームを始めたのですが、最初の2つのエピソードは何と浮気調査。一応ただの浮気調査ではなく、話はやや発展するのですが、印象的には「何か微妙だな~」という感じでした。しかし、物語後半のエピソードに入ると(自分はエピソード2の後半から)、ミステリアスな雰囲気がどっと増し、プレイを止めたくても、真相が知りたくて思わずプレイしてしまう面白さを感じました。後半で登場する殺人事件はまさに「ユルサナイ」というタイトルに似合う事件でびっくりさせられました。
あまり社会の倫理的な要素を入れてくると、うさん臭くなりがちで、逆に入れなければ心に残る作品になりがたいのがストーリーを構成する上で難しい点だと思うのですが、本作では社会の小難しい部分が控えめに導入されていることで、うさん臭さも感じず、それでいて何か心に引っかかるような味わいのストーリーに仕上がっていると思いました。
自分が見たラスト(たぶんハッピーエンド)は悲しげなエンディングで、評価が分かれそうですが、個人的にはこれはこれでありだと思いました。

■グラフィック&サウンド

2Dのキャラ立ち絵と、実写を加工したような背景というビジュアルでしたが、PSPの画面で見る分にはかなり綺麗に見えました。特にキャラクターに関しては、個人的に好みなメリハリのついたタッチで描かれていて良かったです。キャラクターの顔については方向性によって似ていると感じましたが(美人なキャラの顔は特徴が一緒に思える等)、そこはキャラクターの性格がきっちり分けられているので問題ないかと思いました。
サウンドに関しては物語の雰囲気を崩さない、マッチしたBGMだったと思いました。また、スタッフロールで流れる「遠くからあなたを」も雰囲気満点でした。

■システム

まず、PSPを縦に持ってプレイするという独特のスタイル。これにより、キャラクターの全体像が見えたり、1行の文字数が少なく、文章が読みやすくなっていると感じました。
ゲームシステムとしては、主にストーリーを小説を読むように追っていく形ですが、調査時にキャラクターと話をする場面では会話相手の体を観察し、揺さぶりや話題を変えることが可能になっています。そのため、会話を行うときには常に注意する必要があります。
また、それ以外にも尾行やアナグラムを解く場面があり、ゲームとしてのプレイ要素もきちんとあり、面白かったです。逆転裁判などとは違い、プレイヤー主導部分はボリュームが少なめですが、ストーリーがメインに感じたので、特に不満は感じませんでした。

■やり込み

本作にはマルチエンディングが採用されているため、一応やりこみ要素はあるといえると思います。
なお、一度ラストエピソードまでクリアすると各チャプターから話を選択できるようになっているようなので、複数のエンディングを見るのは比較的楽。ただし、バッドエンドは選択肢を間違ったところで唐突にくるのでその箇所を見つけるのは難しいと思います。なので、全エンディングを見るとなると難易度は高め。
ゲームジャンルがアドベンチャーであるため、もちろん成長要素など引継ぎ要素はなく、やりこみ要素と呼べるのはマルチエンディングシステムのみ。
また、各エンディングは興味を魅かれるものがあるかと思いますが、基本的にメインのエンディング以外には特に納得感が乏しいものなので、少々微妙だと思います。

■総合


印象としては
(『逆転裁判』 - ホラー要素) ÷ 2 + 大人テイスト物語
だと思いました。謎解きもありますが、話を一巡するには難易度は低め。
アドベンチャーゲームは普段は手にすることのないジャンルで、本作は綺麗なイラストと興味を魅かれるタイトルでつい手に取ってしまったゲームなのですが、予想以上に楽しめる作品でした。
軸となる事件とその展開の作りが上手く、後半の衝撃的なストーリーには驚かされました。キャラクターも親しみがあり、プレイしていれば好きなキャラクターが1人くらい出来るんじゃないかと思います。システム面も工夫されていて良かったです。
また、ストーリーの所々で、シャレた雰囲気が出されていたのも好印象でした。
タイトルの解釈は様々あると思いますが、自分は“アナタ”の対象が、犯人だったり、自分だったり、最愛の人だったりするのではないかと思いました。加えて、ただ単純な恨みだけでなく、複雑な感情が渦巻いているのではないかと。
「PSPで出来る『逆転裁判』みたいなのはない?」と思われている方には、本作がお勧めだと思います。\_ヘ(・ω・,,`)♭



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